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2010 
January 11
 Naxos新譜から気になる奴をチェックすることにした。日記の更新度低過ぎるなあ。

※○:興味本位 ●:買うけど後回し ★:購入確定
■Naxos/2010年一月

○NAXOS-8.669022 : アダムズ「中国のニクソン」
下手したらうちの人生を変えたかもしれないピアノ連弾「ハレルヤ・ジャンクション」のコンポーザー、ジョン・アダムズの代表的なオペラだそうです。ポストモダンオペラな雰囲気マックスみたいに言われてるけど、でもこういう現実の祝祭的な再現って逆に中世ぐらいのノリなんじゃあ……。ストラヴィンスキーの新しい音楽がちょうどバーバリズムに入ったように、新規と古代は奇妙に繋がってたり、するのかもね。まあ、それはそれで面白い。後たぶん3枚CD3000円だから買うに買えない^^ 指揮はマリン・オールソップ。端正ながらもやや淡泊な表現(とバルトークの「不思議なマンダリン」で判断したんだけど、どうだろう……)にポストモダン歌劇が合うのか……。クラスの優等生委員長体質のオールソップさん、たぶん生真面目に振ってくれそうです。生真面目すぎるというか何というか、万能型のコンダクターを目指してお勉強というのは解るのですが、もっと弾けてほしいかも。熱演タイプとは言えないです(とはいえ、件のバルトーク管弦楽作品集、「ハンガリーの風景」は見事な演奏でした。単純にねばちっこく、土臭いバルトークの作風に合わないだけかもしれない……)。

★NAXOS-8.570323:ルーセル:交響曲第1番「森の詩」Op.7/交響的前奏曲「復活」Op.4/劇音楽「眠りの精」Op.13
購入確定。第三番・第四番ともに一曲か二曲は確実に当たるルーセルさん(前は三番が大当たり。後ろは全部大当たり。「組曲」の素晴らしいこと! そっけないタイトルでも中身が素晴らしければ文句が出るわけありません)。今回は初期作品だからかタイトルがすてきすてき。演奏はおなじみドゥヌーブ/スコットランド王立管。個人的にRPOに匹敵するんじゃないかなあ、と思う程レベルもテンションも高いオーケストラに、ドゥヌーブの指揮が見事。期待します。箱盤化する気満々ですが、是非第四番もやってボックスにしてしまってください。

●ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「すずめばち」(アリストファネス組曲)/ピアノ協奏曲ハ調/イギリス民謡組曲(G.ジェイコブ編)/ランニング・セット
イギリス音楽といえばこの人らしいが、小生悲しいことにそっちの音楽にいまいち手が出せてない(まともに楽しんでるのはブリッジぐらい)。ピアノ協奏曲はピアノ特有のリリカルさと適度な構成力の両方が要求される分野なだけに、個人的には聞きたい作家とのファーストコンタクトには一番だと思っています。カップリングの「すずめばち」と「イギリス民謡組曲」から察するに、穏健なモダニストなのかな。楽しみです。指揮がジェイムズ・ジャッドというのも期待度大。共感に富んだ指揮には好感が持てます。

●イギリスのヴィオラ作品集:ブリス:ヴィオラ・ソナタ(1933)/ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第3番〜L.ターティスによるヴィオラとピアノ編/ブリッジ:ヴィオラとピアノのための小品集/アレグロ・アパッショナート/セレナーデ/思い出/ゴンドリエラ/沈思せる人/ノルウェーの伝説/子守歌
ブリスは気になるあいつだけど手が出せない状態、ブリッジは「春の始まり」「海」で個人的には大ヒットなものの、ディーリアスのトランスクリプションが蛇足くさい……彼のヴァイオリン・ソナタ聞きたいんですけど、音源が古いんですよね。昔のNaxosは微妙に評判悪いだけに、不安……。奏者は二人とも聞いたことないですが、まあ今のNaxosではそう外れはないでしょう。

★フランク:弦楽四重奏曲ニ長調FWV9/ピアノ五重奏曲へ短調FWV7

フォーレのピアノ五重奏曲で彼の魅力に気付かせてくれた、ファイン・アーツ&クリスティーナ・オルツィス嬢が再登場。しかも今回はフランクと、こっちの気になる奴に見事に照準が。ファイン・アーツはシンパシーに富んだ熱演を、オルツィス女史は色彩的なピアノを、と演奏陣に不安はなさそうです。楽しみ。

○タルレガ:ギター作品集
「アルハンブラ宮殿の思い出」しか知らないタレガのギター作品集が出るそうです。没年が1909と意外とプレモダンな人。気が迷ったら買いにいきます。曲目を見るだけでいかにもあれっぽいのですが、ギター独奏のCD持ってないし、買ってみるのも悪くはないかもしんね。

■Naxos/2010年2月

★ヴァイオリン・ソナタ集/ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタト長調/レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタロ短調P.110/グラナドス:ヴァイオリン・ソナタ

だからなんでグラナドスとか丁度聞きたい人とってくんの! ありえん! ラヴェルのVnソナタも未チェックなだけに、これはおそらく購入確定……。レスピーギは若い作品番号からちょっと不安。もしかするとろまんろまんかもしんね。グラナドスは国民楽派のノリにロマンを混合といういつものあれ。まあでも、ラヴェルのVnソナタがあるし、二人とも気になる人だし……買っちゃう。ヴァイオリンはロン・ティボー優勝の女傑だそうです。楽しみ。

○メシアン:3つのメロディ/ハラウィ——愛と死の歌
メシアンといえば「トゥランガリア交響曲」と「前奏曲集」「カンテヨージャ」程度しか聞いてない私が、よりによって苦手な歌曲から入れるわけがない。しかも「愛」だの「死」だのが枕詞にくっつく「ハラウィ」なる怪しさ満点のタイトル。怖いですねえ。ちょっと買う勇気は出ません。

○マリピエロ:交響曲第7番「カンツォーネ風」/1つのテンポによる交響曲/シンフォニア・ペル・アンティジェニーダ
マリピエロの有名な交響曲集もとうとう第四番まで移行だそうです。ところが元板が悪名高いマルコ・ポーロな上に、録音が古く、正直手が出ないで居ます。なんだかすてきタイトルの連発に、Brilliant Classicsでの弦楽四重奏曲の健筆振りなど、魅かれる要素は十二分にあるのですが……。加えて演奏のモスクワ管もNaxosで聞いた限り並のオーケストラ以上の仕事はばっちりやってくれるオーケストラな気がするのですが、正直なところ不安でやっぱり買う気は出ません。有名なんだけどなあ。欲しいんだけどなあ。ジャッドさんあたり、新録音していただけませんか? 
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